freee

【freee】請求書機能の売上計上日・請求日・振込期日の関係。前受け計上はできない

freeeで請求書を作成する時に出てくる、
・売上計上日
・請求日
・振込期日
の3つの日付けについて、
その関係と、どのように設定すればいいかについてまとめました。

 

請求書作成に出てくる3つの日付

freeeで請求書を作成すると、
いろいろと日付けが出てきて、
どれをどの日付けにすればいいのか、
混乱してしまうときがあります。

特に分からなくなるのが、「売上計上日」。

そこで、これらについてまとめてみました。

請求日

そのままズバリ、請求する日のことです。

一般的には、
・商品を販売した日
・サービスを提供した日
と同時か、その後、とすることがほとんどですね。

 

振込期日

振込をしてもらう期限のことです。
平たくいえば、
「この日までに振り込んでくださいね」。

「この日に振り込んでくださいね」、
という意味ではないので、念のため注意です。

ちなみに、引落しを選択すると、
「引き落とし日」に変わります。

 

売上計上日

freee上に、売上を計上させる日です。

・商品を販売した日
・サービスを提供した日
とするのが、大原則です。

が、後述するように、
大人の事情で、
いろいろと調整が必要になるケースがあります。

おそらくこれが一番迷うことでしょう。

 

売上計上日は、振込期日より前に

まずは、振込期日との関係で考えます。

freee請求書の仕様上、以下の制約があります。

・振込期日は、請求日より後じゃないとダメ
・振込期日は、売上計上日より後じゃないとダメ

つまり、振込期日は、一番最後にしないといけません。
エラーが出ます。

前者の「振込期日は、請求日より後」というのは、
請求してから振り込んでもらうので、当たり前です。

ですが、
後者の「振込期日は、売上計上日より後」は、
前受けでお金をもらうケースで注意が必要です。

たとえば、
税理士の仕事でいうと、
8月分の顧問料を、
7月中に振り込んでいただく場合、
本来ですと、
売上計上日:8月
振込期日 :7月
ですが、freeeの請求書では、これができません。

なので、売上計上日を7月にするか、
freeeの請求書機能を使わずに売上を上げるしかありません。

とにかく、freeeの請求書では、前受け計上はできません。

 

請求日=売上計上日、とは限らない

一方で、請求日と売上計上日については、
特にエラーが出てきたりはしないようです。

請求日=売上計上日、
と考えている方も多いですが、そうとも限りません。

・当月分を当月請求する場合
・当月分を翌月請求する場合
・当月分を前月請求する場合

にパターン分けして、考えてみます。

 

当月分を当月に請求する場合

たとえば、
8月分の売上を、8/31付で請求するようなケースです。

この場合は、
請求日:8/31
売上計上日:8/31
でOKです。

つまり、請求日=売上計上日、になりますね。

 

当月分を翌月に請求する場合

たとえば、
8月分の売上を、9/1付で請求するようなケースです。

この場合は、
請求日:9/1
売上計上日:8/31
とするのが正解です。

8月に売れたものについての請求なので、
売上計上日は、あくまで8月です。

このように、請求が遅れるケースでは、
請求日に引きづられないようにしましょう。

 

当月分を前月に請求する場合

たとえば、
8月分の売上を、7/1付で請求するようなケースです。

この場合は、
請求日:7/1
売上計上日:8/31
とするのが正解…となるとは限りません。

先ほど出てきた、振込期日や、
入金日が邪魔をしてくる可能性があるからです。

請求日が7/1ですと、
振込期日は、1ヶ月のスパンを取って、
7/31、とするケースもあるでしょう。

→この場合は売上計上日より振込期日が前になるため、エラーが出ます。

 

あるいは、
振込期日は、2ヶ月のスパンを取って、
8/31、とするケースもあるでしょう。

→この場合は、売上計上日=振込期日となり、エラーは出ません。

しかし、
実際の入金日が8/31より前になってしまうと、
未決済取引の消し込みの際に、
「発生日(売上計上日)は入金日よりも前にはできない」旨の
エラーが出てしまうのです。

ですので、このようなケースでは、
売上計上日=請求日、としておいた方が無難です。

なお、売上を前倒して計上することになるので、
決算の時にはマイナス調整が必要になる場合があります。

ここでもやっぱり、freeeの請求書では、前受け計上はできないのです。

 

まとめ

というわけで、まとめると、以下の通りです。

 売上計上日請求日備考
当月分を当月請求当月当月 
当月分を翌月請求当月翌月 
当月分を前月請求前月前月決算で調整が必要

※振込期日は、売上計上日・請求日の後にすること

 


 編集後記 

今日は、freee、MFのお客様の会計についての対応のほか、
オンライン決済手段について研究を進めました。

来月からはじまるキャッシュレス還元事業に向けて、
よりよい体制がないか、模索しているところです。

ABOUT ME
飯塚 千隼
仙台の公認会計士・税理士。 スモールビジネスの社長やフリーランスの不安や悩みを解消する近道として、事業の数字を「見える化」する仕組みづくりをサポートしています。 顧問税理士のいない個人事業主の方向けにスポット相談もお受けしています。 詳細なプロフィールはこちら