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お金に色を付けるから、コントロールができる

事業の数字を見える化する仕組みをつくりましょう、
とお伝えしています。

事業をコントロールしている実感が持てて、
楽しいからです。

事業の数字を見える化する、とは、
お金に色を付ける、と言ったりします。

これって、どういう意味か、分かりますか?

 

 

どんぶり勘定

「どんぶり勘定」という言葉があります。

収支やその内容などを、細かく記録をつけずに、
どんぶり=大きな入れ物の中で、
お金を出し入れすることです。

いつ、どうしてお金が増えたのか、
いつ、どうしてお金が減ったのか、
さっぱり分かりません。

分かるのは、
いまいくらのお金が残っているのか、
くらいです。
どんぶりをざばーってひっくり返して。

現代ですと、
少なくとも、預金通帳というものがありますから、
さすがにそんなにアナログではないでしょう。

ですが、大雑把にしか管理してないとすれば、
やはり同じことです。

イメージ的には、こんな感じ。

通帳の残高だけを追っていると、
こういうことになってしまいます。

 

お金の出入りを分類する

「お金に色を付ける」というのは、
このどんぶり勘定と逆で、
・入ってくるお金
・出ていくお金
を、種類ごとに分けることです。

フリーランスの方が本気を出せば、
こんなに色を付けて見ることができます。

ここまで細かく分ける必要ある?
と言われると、
人によってはまぁここまでは要らないかもしれませんが、
みんな性質の異なるものなので、
分ける意味はあります。

ちなみに私は、家計簿アプリを使って、
ここまで分けています。

 

なんでわざわざ、お金に色を付けるのか?

なんでわざわざ、
お金に色を付けるのか?
というと、
「お金をコントロールするため」です。

だって、どんぶり勘定の、これでは、
なにがなんだかさっぱり分からず、コントロールできないでしょう。

なんでお金が増えたのか?なんでお金が減ったのか?

入ってくるお金は売上なのか?返さなくてはいけない借金なのか?
出ていくお金は変動費なのか?固定費なのか?裁量費なのか?
将来への投資なのか?ちょっとした贅沢で使ったお金なのか?

今月はどれだけ売上が上がりそうなのか?
今月はどれだけお金を使う余裕があるのか?

こういう情報があるからこそ、
入ってくるお金と出ていくお金のバランスをコントロールできます。

これがコントロールできれば、
安心感が増してきて、楽しくなってきますよ。

 


 編集後記 

仙台には台風は上陸せず、
太平洋側に逸れていったため、
首都圏と比べると、
混乱は比較的少なかったようですね。

週間天気を見ると、
明日以降、三連休にかけては、
雨も少なく、過ごしやすそうですね。
ちょっと期待します。

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