毎日、同じことをやり続ける、というのは、ラクではあります。
しかし、将来的にマイナスを生む危険性をはらんでいます。
そのリスクを打破するために、私は意識的に、
毎日新しいことを試してみることにしています。
※はじめていったスーパー銭湯にて。
ボールプールで読書ができました!iPhone7にて撮影
同じことを繰り返すのはラクである
人はなぜ「同じことを繰り返す」のか。
それは、ラクだからです。
予測可能性が高く、心理的負担が少ない。
何度も同じことをやっているので、
手順が確立されているため、迷わなくて済みます。
また、何度もやっているから、
何が起きるのか、やる前にだいたい分かっています。
同じことを繰り返すリスク
しかし、ラクだからといって、
同じことを繰り返し続けていると、
将来的に損失を生むリスクがあります。
①前提が変わると対応できなくなる
ずっと同じやり方をしていると、
いざ前提が変わってそのやり方が通用しなくなった時に、
フレキシブルな対処ができなくなります。
たとえば、今まさにブログ更新していて、このことを痛感しています。
いつもは、事務所内で、無線LANの整った環境で更新しています。
しかし、今日は、出張で東京に来ています。
スマホで記事を書かざるを得なかったり、
ネットが不安定で繋がらなかったり、
狭い場所で文書構成を考えねばならなかったり。
日頃からいろいろと試していればよかった、
と後悔しています。
②同じことをやっている限り、ブレイクスルーはない
同じことを続けていると、悪くはなりません。
しかし、良くもなりません。
たとえば、経理業務。
経理業務は、毎日、毎月、毎年、
同じことの繰り返しが多いものです。
毎日現金在高を確認し、
毎月給料を支払い、
毎年決算を締める。
一度やり方が確立されると、それを変えるのが難しい。
繰り返しやっているからといって、
必ずしも効率的とは限りません。
実際、それまで毎回2時間も3時間もかかっていた業務を、
5分に圧縮する、といった効率化支援を何度かやってきたことがあります。
もし今やっていることに疑問を持たず、
やり続けているのであれば、そのようなブレイクスルーはありません。
③同じことを繰り返すのは、退屈になる
これは、泳げたいやきくんの世界です。
毎日毎日、鉄板の上で焼かれる。
ひたすら、その繰り返し。
そんなの、いやになっちゃうよ、と。
ここで重要なポイントは、
いやになっちゃう=感情である、という点。
続けていると、感情が落ちてしまうのです。
感情が持つ力はあなどれません。
そしてその感情は、基本的にコントロールできないもの。
繰り返すことが、どんなに合理的、効率的であっても、
感情が下がってしまっては、
パフォーマンスの最大化を図れません。
だから、あえて何かを変えてみる、取り入れてみる
このように、同じことばかり繰り返していると、
対応力を失い、ブレイクスルーの機会を逸し、
マンネリを生む、というリスクを背負い込むことになります。
それを打破するために、
私は「一日一新」という習慣に取り組んでいます。
「一日一新」とは、毎日ひとつでも、
新しいことをやってみる、という取り組みです。
たとえば、昨日は、これまで通っていた美容室から、
違うところに変えてみました。
「は?そんなこと何も変わらないだろ?」
と言われそうです。
確かに、美容室を変えてみたところで、何も変わらないかもしれません。
しかし、毎日取り組む、その「意識」が大事なのです。
毎日新しいことをやってみる、その意識が、習慣となれば、
日々柔軟な対応力が身につき、
たまに「当たり」が出ればブレイクスルーにつながり、
マンネリしない新鮮な毎日につながるはずです。
今日ここに記すとともに、
今後ブログの末尾に日々の「一日一新」の取り組みを書いていきます。
編集後記
今日はセミナー受講のため、東京へ。
めちゃくちゃ暑いですね。。。
仙台住まいでよかったと実感。
昨日の一日一新
県庁前の美容室