事業の数字をまとめることのメリットのお話です。
freeeやマネーフォワードといった
会計ソフトをまとめたら、
どこを見たらいいか?
・合計残高試算表
・損益計算書
・貸借対照表
・部門別集計表
・月次推移表
・総勘定元帳
・仕訳帳
・補助元帳
・収益レポート
・費用レポート
・資金繰りレポート
会計ソフトによって呼び名はいろいろですが、
いずれにせよ、
たくさんありすぎて、
よく分かりませんよね〜。
ですが、これらの中で、
一つ選べと言われれば、
「月次推移表」をぜひ見てほしいです。
自分の事業の成果が見えやすいので、
モチベーションが上がるからです。
がんばりがすぐに数値化されるメリット
自分のがんばりが、
すぐに数値化されることって、すごく大事なことです。
たとえば僕は、
日頃からApple Watchを愛用していますが、
気に入っているのが、
その日の消費カロリーがひとめで分かること。
赤い数字が、今日の消費カロリーで、
随時更新されれていきます。
一日の目標が400kcalなんですが、
達成されると、
「今日もがんばりましたね!」と
ほめてくれます。
(今日は朝ランしたので、午前だけで達成!)
世の中、努力しても報われないもの、
って、たくさんあります。。。
でも、こうやって、
がんばったらがんばった分、
その成果がちゃんと数値として表れると、
嬉しいですよね。
がんばった甲斐があります。
事業の数字で言えば、
それが「月次推移表」なんです。
月単位で、事業の頑張りが数値化
月次推移表は、
月ごとに、損益の状況を並べたものです。
たとえばfreeeでいうと、こちら。
※金額はデモ画面の架空のものです。
損益って、
要は「事業の頑張った成果」です。
その成果を、数値として、
タイムリーに表わしてくれるのが、月次推移表です。
●月の成果がいくらです、と出てきて、
過去の月と比較ができます。
そうすると、
・よし、先月はよく頑張ったな。
・あの月よりもちょっと落ちたな。今月はもっと積極的に行こう。
・先月の売上は大きかったけど、粗利率が低いからこんなもんか。受ける仕事を見直そう。
・細かい仕事が続いたけど、労力の割には儲かったな。もっと数をこなすようにしてもいいかな。
といった具合に、
モチベーションにつながりますし、
今後の指針にもなります。
数字としてドライに表現されるので、
シビアですが、客観的に見れます。
それがありがたいんですよね。
ざっくりでいいので、経費もまとめよう
とはいえ、毎月まとめるとなると、
それなりのハードルはありますね。
どこまでまとめたらいいんでしょうか。
何もやっていないなら、
まずは最低限、売上だけでもまとめましょう。
実際に、売上は毎月見てるよ、
って方は多いと思います。
ただ、できれば経費も入れたいですね〜。
売上だけを追っていると、
利益率の低い仕事の良し悪しが分かりません。
お金の「入り」が多くても、
お金の「出」も多いのでは、片手落ちです。
・今月の粗利益は?粗利率は?
・トータルの利益はどうなってる?
ここまで確認できると、
事業の本当の成果が見れますよね。
・仕入れや外注費などの原価(粗利の計算に含めるようなもの)
・人件費
・家賃など、金額の大きな固定費
をは、優先順位を高くして入れましょう。
一方で、スピード重視なので、
金額な細かいものは後回しになってもいいでしょう。
また、減価償却費は入れなくてもOKです。
こちらは特殊な経費で、
お金が出るタイミングと
経費になるタイミングがズレるので、
決算に確認できれば、まずはいいです。
編集後記
週末は、楽天イーグルスの応援に球場へ。
まさかの3連勝!
チーム状況的に、
相手の日ハムさんが若干気の毒な状況でした…