悩みが頭を支配してしまって、
どうしようもない時、
自分が何に悩んでいるのか、
紙に書き出してみると、
何かしら見えてくるものがありますね。
事業の数字も同じです。
経営のことで悩んでしまっているとき、
事業の数字をまとめると、解決の糸口が見えてきます。
悩みは書き出すと見えてくる
日頃、ただ悩んでいるだけでは、
どうすればいいかは、なかなか見えてきませんね。
そんな時の対処法の王道というと、
「悩みを書き出してみる」。
ぼんやりと頭の中にあったモヤモヤを、
文字に起こすことによって、
その輪郭が見えてきますね。
すると、意外と大きな問題じゃないことに気づけたり、
自ずと解決策や対処法が見えてきたりします。
事業者の形のみえない悩み
それは、事業を運営していても、同じです。
・どのくらい売上があれば、やっていけるのか分からず、いつも不安。。
・売上は上がっているのに、なぜかお金が減っている。。
・今年度の税金はどれくらいになるか、どれだけためておけばいいか心配。。
・従業員一人当たり●円の売上があればいいと言うけれど、
実際儲けは出ているのかな。。
経営者にしても、フリーランスにしても、悩みは尽きません。
私自身も一事業者ですので、気持ちはよく分かります。
ですが、
悩んでいるだけでは、前に進めません。
そして、問題を不必要に大きく捉えてしまっている可能性があります。
あるいは、
「とりあえず売上を上げればいいんだ」
と問題を単純化したくなるかもしれません。
ですが、売上を上げたいと思っても、そう簡単に上がるでしょうか…?
もし上がるとしても、売上の質の問題もあります。
数字もまとめると、見えてくる
じゃあどうしたらいいのか?
まずは帳簿をまとめることです。
事業の数字は、事業の現実を映しています。
・どれだけ儲かっているのか
・どれだけお金が残っているのか
・どれだけ税金が出そうなのか
頭の中のぼんやりとものではなく、
金額としてバシッとしたものが出るだけで、不安が和らぎます。
そんなに心配するほどではなかったと気づくかもしれません。
そして、現状が把握できれば、
おのずと解決の糸口が見えてきます。
もちろん、
・数字のまとめ方
・数字の見方
の工夫は必要ですね。
ですが、まずは、だいたいでもいいのです。
毎月、同じ方法で集計して、
比べてみれば、それだけでも見えてくるものはあるでしょう。
少なくとも、年に1回、
決算や確定申告で、
やんなきゃいけないからやる、それだけものではないんですよね。
編集後記
昨日は、お客様のマネーフォワードクラウド会計のカスタマイズ。
できるだけシンプルに経理をしていただくためには、
最初のひと手間が欠かせません。
請求書や給与計算との連動ができるといっても、
この辺りの工夫の余地はまだまだありそうです。