刻みつづける時間ー与えられた時間は平等ではない

時間や、生と死の循環について見つめるワークショップに参加しました。

・一つの人生の中でも循環が起きていること
・人に与えられた時間は平等ではないこと
・自分に残された時間は分からないこと
について考えました。

 

※iPhone7にて撮影

 

生と死のループを、カウントしつづける

先週末、「時の海−東北」という作品の、
タイム設定ワークショップに参加しました。

現代美術家の宮島達男氏の作品です。

 

この「時の海−東北」という作品は、9〜1までカウントするLEDを、
巨大なプールの中に、数百、数千と並べることで、
「永遠の命の光」を表現するものだといいます。

 

 

LEDは数字を9-1とカウントし、0は表示しない。
これは、数字をカウントしているときは「生」を、0で暗闇になる時は「死」を意味している。
LEDは数字のカウント(生と死)を繰り返し、全体で「命」そのものを表現している。
仏教ではこれを「輪廻転生」と呼び生命の永遠性を説いている。
つまり、「死」は終わりではなく、次の「生」への準備期間と捉えるのだ。

 

Tatsuo Miyajima Studio「Sea of Time-Tohoku 時の海-東北」より

 

面白いのが、LEDのカウント時間の設定は、個々人で設定できること。
1秒から299秒までで決められます。

このカウントの速さは、個々の命の個性を表しているといいます。

 

各人が設定したLEDは、巨大なプールの中に散りばめられます。
最終的に、3000個のLEDを配置するそうです。

作品は、来年のReborn-Art Festival 2019にて展示されるとのことです。

 

一つの人生でだって、何度も循環している

私も設定に参加してみました。

タイム設定にあたって、自分の人生を振り返ると、
一つの人生をとっても、
平坦なものではなく、
生まれては成就する、を繰り返しているのでは、と感じました。

私の場合、それは、およそ7年周期です。

挫折も多く、
どちらかというと無計画、不器用な営みではありますが、
何度も脱皮してはまた生まれ変わって、
また挑戦しているつもりでいます。

この考えをもとに、「26秒」とタイム設定してみました。

(計算)
※細かいので、飛ばしてください。

まず、設定したい秒数をxとすると、
x秒×10カウント=7年

一方、カウント設定の最長が299秒であることから、
299秒×10カウント=人生80年とした。

10x:7=2990:80より
10x×80=7×2990

よってx=26.1725≒26

 

与えられた時間は平等ではない

数百、数千のLEDが、
それぞれのタイミングでカウントする光景を想像すると、
人それぞれ、与えられた時間は平等ではないことを思わせられます。

正確には、1日=24時間が与えられている、という意味では平等ですが、
人それぞれの寿命、という意味は平等ではありません。

 

そして問題は、自分に残された時間が分からない、ということ。

もしかして、自分の頭の上に浮かんでいるカウントは既に「1」で、
明日、永遠の「0」を刻んでしまうかもしれません。
(また繰り返す、という話ではありますが。)

現在の自分のカウントが可視化できればいいのだけれど。
(いや…かえってそこは分からない方がいい?)

 

この点で、「一つの人生の中で、何周できるか?」という考え方は
便利かもしれません。

「一つの人生」という大きな括りで物事を考えるのは、
長すぎる気がするし、
どこで途切れるか分からないので、
考えてもしょうがない気がしてくるからです。

一周=7年で、あと何周できるか?
何回チャレンジできるか?と考えた方が、
現実的に想像ができます。

 

あとは、願わくば、年齢のせいにして、
一周のペースを落とすことはしたくないですね。

 


編集後記

ひさびさに訪れたせんだいメディアテーク。
図書館も充実しており、今後もお世話になりそうです。

昨日の一日一新

たすくま Googleカレンダー取込み
※一日一新とは→こちら

飯塚 千隼

仙台初のWordPressブロガー税理士・公認会計士。
クラウド会計・Excel・ITを駆使して経理効率化。
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